
2026年10月24日(土)、北海道樺戸郡新十津川町の「新十津川ドローンテストフィールド吉野」にて、「ドローン+生成AI体験会」を開催いたしました。
当日は、社会福祉法人常徳会 児童養護施設 興正学園様より、子どもたち5名と引率の先生1名をお招きしました。

興正学園様をお招きしての体験会は昨年も開催しており、4回目の開催となります。
今年は「ドローンを飛ばす」だけでなく、「吉野キャンプフィールドおよび吉野地区を元気にする案を企画しよう!」をテーマに、チームで地域を盛り上げるアイデアを考えるプログラムに挑戦していただきました。

吉野地区活性化センターでの開会あいさつの後、ドローン操作の注意事項と、今回のミッションである「地域活性化案のプレゼン」について説明しました。続いて2チームに分かれ、作戦会議を行いました。

作戦会議では、どんなイベントを実施するか、そのためにどんな写真を撮影するかを話し合いました。最初はなかなかアイデアが浮かびませんでしたが、話しているうちに次々と斬新なアイデアが出てきました。

作戦が決まったら、いよいよ屋外へ。ドローンの送信機を手に、操作方法を確認しました。
メインイベントのドローン操縦体験では、2機のドローンを使い、一人ひとりが実際に操縦しました。 周りの山々は紅葉に染まり、秋らしい景色の中でのフライトとなりました。


飛行操作は社員がすぐそばでサポートしました。ホバリングや前後左右への移動など、基本操作から一つずつ確認しながら進めました。

操縦体験の中では、作戦会議で決めたイベント案に合わせて、プレゼンに使う「ベース写真」を参加者自身が撮影しました。撮影する位置や高さ、アングルを考えながら、真剣に空を見上げていました。

ドローンを使った記念撮影も行い、参加者全員で空からの集合写真を撮りました。今回は子どもたちが自分で操縦してアングルを決め、シャッターも押してくれました。普段は見ることのできない角度からの一枚です。

屋内に戻ってからはプレゼン作成です。撮影した写真の中から使うものを選び、生成AIで「完成イメージ画像」を作りました。

どんな言葉で指示すればイメージどおりの画像ができるか、社員と相談しながら工夫していました。画像1枚の生成に数分かかるため、限られた時間の中で発表内容もまとめていきました。

いよいよチームプレゼンです。ドローンで撮影した写真と生成AIの画像をプロジェクターに映して発表しました。

こちらは、参加者がドローンで撮影したベース写真です。

ベース写真をもとに生成AIで作った完成イメージです。「家の中でしかやらないゲームを、自然の中でリラックスして楽しめる空間があったら!」という発想から生まれた案です。

たくさんの人が来てくれたら!という想いから、何もない草地が、プールや建物が立ち並ぶにぎやかなリゾート施設に生まれ変わりました。


もう一方のチームは、高い位置から川沿いの広い範囲を撮影しました。

こちらのチームは、新十津川町で化石が発見されたことをヒントに、クジラをシンボルにした空間を企画しました。博物館を中心に、遊具やプールなどもある楽しい空間です。駐車場まで描き込まれた、迫力のあるプランとなりました。
発表の後は質疑応答の時間です。「この施設にはどんな人が来るの?」「どのくらいの人が来るの?」「元々あった川はどうなったの?」など、計画の中身に踏み込んだ質問がたくさん出ました。

最後に、現地の条件、安全性、実現性、地域への効果といった建設コンサルタントの視点から、社員が各チームの案を講評しました。「現地を見て、計画し、伝える」という私たちの仕事の流れを体験していただけたのではないかと思います。

閉会にあたり、参加者全員から感想を発表してもらい、「ドローンの操縦が楽しかった」という声がたくさん聞かれました。引率してくださった興正学園の鏑木様からは、子どもたちのアイデアへの言葉とともに、自然や地域と共生していくことの大切さについてお話をいただきました。
ドローンや生成AIを使った今回の体験が、将来の仕事を考えるきっかけとなり、建設コンサルタントやドローンに関わる仕事が選択肢の一つになれば幸いです。
ご参加いただいた興正学園の皆さま、ならびにご協力いただいた関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
興正学園様のホームページでもご紹介していただきました。
https://kousyou.or.jp/taiyo/news.html#1








